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こんにちは♥こちらの記事では、パワースポット「テカポ」の地で、私が生まれて始めて体験した神秘的な出来事について書いてみようと思います(^-^)/

どうぞ、お楽しみください☆


なつかしい景色

はじまりは、とある雑誌の表紙を目にした時のことでした。それは、TEKAPOという英字と共に、天の川をバックにこじんまりした教会が映ったなんとも幻想的な写真でした。私は、その写真を見た瞬間、優しく包み込むような星空に、どことなく懐かしさすら覚えたのでした。

行ったこともない場所なのに、、、

それから、引き込まれるかのごとくこの場所のことを調べました。調べるほどに、出会う光景は、星空、星空、星空。わかったことは「世界で一番美しい星空」が見れること。ニュージーランド屈指の天文台があり、村が一体となって夜空を守っていること。

そこに懐かしさの理由は見つけられませんでした。でも、私の懐かしさは募るばかり。どうしものか、と考えること数ヶ月、当事お金がなかったにもかかわらず、幸運にもテカポを訪れることが可能となったのです。

一つの場所にここまで心惹かれることが初めてだった私は、テカポへ向かう道中まるで子供のようにワクワクしていましたし、ソワソワもしていました。

まるで、ずっと待っていた宝箱を開ける瞬間のような。

とてつもなく大事なことが起こるような気がしていたのです。


テカポに降り立つ

さて、テカポは、ニュージーランド南島の都市、クライストチャーチから車で3時間ほどの場所にある住人300人程度の小さな村です。

テカポ湖を中心にして広がるこの村は、標高1000mの心地良い高原にあり、湖の周囲には南アルプスの山々が凛々しくそびえ立ちます。

ミルキーブルーに輝く湖の美しさといえば、長旅の疲れも吹き飛ぶほど。テカポに到着した私は、その新鮮な空気を、肺の奥まで吸い込みました。

「やっと、この地に来れた。」

「そして、ここから、何かが、始まる

夢に描いた場所に降り立ち、根拠のない確信が、私を駆り立てたのでした。

澄んだ空気と、刺すように照りつける太陽、時間が止まったかのように静かな水面。未だ、何が起こるのかわからない期待と不安が混ざったような気持ちを抱えながら、あの星空がやってくるまで、私はこの美しい村の景色に身を預けることにしました。


そして、夜。その日は晴天の新月。星を観測するには、最高のコンディションが揃いました。すでに祝福されているような良い兆候を感じながら、私は、分厚いコートを来て外へ飛び出しました。

「、、、!こんな綺麗な星空、見たことがない」

それが最初の、純粋な感想でした。そこには、息を飲むほどに美しい、天鵞絨のような星空が広がっていたのです。

街灯ひとつない真っ暗な草原で、ただ一人。そこにあるのは、私と宇宙だけ。


銀河時代の記憶

この時ほどに、地球が宇宙の一部であることを強く感じたことはありませんでした。

そして、なぜか胸の奥から熱いものが込み上げてくるのでした。

壮大な宇宙のなかの、ひとつの星としての地球。果てしなく広がる宇宙は、その均衡を保つため共に支え合い、今なお進化している。それが宇宙の基本的なあり方なのだ、と私は悟りました。

でも、愛すべき「地球」に住む人々は、このことを知らない。それでも、多くの星々と、そこに住む存在たちが、私たち「地球」を見守っている。いや、「待っている」と言っても良いのかもしれない。決して、干渉せずに。やさしく温かい眼差しで。なぜなら、私たちはみんな、共に進化するものだから。あなたの進化は、私の進化だから。それが宇宙だから−

この時の私は、半分「ここにいない」状態になっていたと思います。

普段とは違う部分で、真実を感じ取っていたようです。心の奥底から溢れる熱い想いを感じながら、半分の自分(普段の自分)は「これは一体なんなのだろう?どうしてこんなに涙が出るの?」と困惑していました。

それは、嬉しい涙。懐かしい涙。

そして私は、思い出しました。自分が長い間この銀河系を旅し続けてきたことを。

はるか昔、大好きな地球に何かが起こることを知って「大変!」と反応した自分の記憶。そして、ひとつの情熱と純粋な想いに突き動かされ、この地球に来ることを決めたこと。

私が地球に来た理由。今ここにいる理由。

それらの記憶は一瞬にして私の胸の奥を突き抜け、どうしようもない程の愛おしさを喚起しました。イナズマのように衝撃的である一方、長い間行方不明だった宝物を取り戻したような、深い安堵感に包まれたのを覚えています。

「これが、自分の記憶??」

日常の私とはかけ離れた情報。でもそれが「自分の記憶」であることが痛いほどにわかる。

今の自分も自分だけど、この記憶はもっと突き抜けて重要なもの。

、、、いったい、私は何者?!

深い感動と驚きがまざりあって、興奮していたのを覚えています。


シリウスからの言葉

すると、間も無く優しいエネルギーの言葉が降りてきました。まるでこの時を待っていたかのように

“あなたをずっと待っていましたよ。

光の使いとしての記憶を思い出したようですね。

あなたにできることは、沢山あります。

やってみたいと感じることは

すべて実行してください。

 私たちは、あなたと一緒にいます。“

後で知ったことですが、これはシリウスという星の存在からのメッセージでした。

私たちをずっと見守ってくれている星。シリウス。

実は、私はこの「魂の記憶」を思い出すまでの間、ずっとどこかで”淋しさ”を感じていました。それは、私が自分のルーツ(銀河から来たこと)を思い出せずに、むしろ”宇宙人がいる”類の考えは『空想の世界』とされる世の中に流されていたからだと思います。

でも、この日、私はしっかりと感じました。シリウスの星に光の存在たちがいることを。

きっと、シリウスだけじゃない。

この夜空に煌めく星の数だけ、文明は存在しているんだろう。

そして、この美しき星地球のことを、温かく見守ってくれているんだ。

地球人も、早くその仲間に入れたらいいのにー。

 

 


はじまりの朝

部屋に戻ると、私はぐったりとしてしまい、そのまま崩れ落ちるように眠ったことを覚えています。

この夜は、感動と驚きと愛おしさで、心と魂がフル回転してしまったようですが、翌朝は今まで味わったことのないような爽快な気持ちで目覚めました。

世界が新しく見える。

テカポ、ありがとう。

私ここにいる理由がわかった。

今まで色々あったことも全部、必然だってこともわかった。

そして、これからやらなきゃいけないことがある。

私、やりたい。

これからの人生、生き切りたい!

まるで長い眠りから目覚めたかのように、新しい人生への希望に満ち溢れ

私はテカポを後にしのでした。


今思えば、この時から、私は生きるのがとても楽になりました。自分がここにいる意味を確信し、それまで抱えていた恐れが一気になくなったからだと思います。

そして、澄み切った私の心の奥に「情熱」が生まれ、7つの光の愛に支えられながら、今日も世界へ語りかけているのです。

 

ともに、調和する方へ。

ともに、平和な世界へと。

 

Rie

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