みなさん、こんにちは☆

さて、ここ数週間に渡り3月頭に行ってきたニュージーランド北島の10日間の旅についてブログを書いています^^

過去の記事でもご紹介しているオークランドでは、地元に密着しながらローカルのように時間を過ごしていました。

そして、今日のブログでご紹介するのは、旅の最後のハイライトとして訪れたパワースポット「ワイポウア・フォレスト」。

ご神木「タネマフタ」

オークランドから車で4時間ほど北上した「ホキアンガ」にあるカウリ(ニュージーランド固有種の木)の森です。

「ワイポウア・フォレスト」はニュージーランドにおける最もパワフルなエネルギースポットの一つであり、訪れることで大いなる叡智を授かることのできる神聖な場所です。

HPでもその聖なるパワーのスピリチュアルな効果についてご紹介していますが、今回はそんな神聖なる空間へ夜間に訪れ、とってもセンセーショナルな体験をすることとなりました☆

(「ワイポウア・フォレスト」の土地のエネルギーについてはこちらでも説明しています。)

この記事では、私Rieが‘夜のワイポウア・フォレスト’で体感したことを綴ってみようと思います^^

※暗闇で撮影ができなかったため、翌日の昼間に撮影した写真を掲載している箇所があります。


暗闇のジャングルを歩く

ホキアンガについて2日目の夜、私たちはようやくカウリの神木たちに会いに行くことになりました。

私たち、というのは私Rieと、タヒチから来た女の子2人。

今回、私は素敵なご縁からここホキアンガでツーリズムに従事する、マオリ族のKoro Carman氏のナビゲーションのもと、タヒチから来た2人の女性たちとともに旅することになったのです^^

Koroは、私たち3人とカウリのご神木との対面に、あえて日が沈んでからの時間帯を選びました。

その理由を尋ねると、彼はこう答えました。

「人がいないということは、心の中に入って行くのに欠かせないことなんだ。そして、夜の暗闇の中にいると、日中よりも感覚が研ぎ澄まされ、もっと多くのことを感じ取るようになるんだよ。」

そうして「ワイポウア・フォレスト」へと向かった私たち。カウリの神木たちに会いに行くためには、森の暗闇の中を15分~30分ほど歩きます。

ポッサム

簡単なウォーキングトラックではありますが、Koroはその道中も森の生態のことや、夜の森の生き物について沢山のことを教えてくれました。

愛情いっぱいに語りかけるKoroは、子どもたちに自然の叡智を教える小学校の先生のよう^^

懐中電灯を片手に小雨のジャングルを歩いていると、ガールスカウトにでも入った気分になってくるので不思議です^^

そんな様子で歩いていると、やがて「森の父」へ会いに行く途中にある「Four Sisters」に辿り着きました。

Four sistersは4本のカウリの木がまるで支え合うかのように立っています。

夜、フラッシュをたくとこんな感じ。頑張って撮ってみた。
翌日の昼間に撮影したもの。

Koroによると、4本のカウリの木がこんな風に至近距離で成長するのはカウリの生態学上では考えられない、とのこと。

そして、このように続けました。

「だからこそ、この4本の木は特別視されている。なぜこんなに至近距離で育つことができるのかは、誰も解明できていない。多分、母なる大地だけが知っていることだ。でも、どうしてこの4姉妹は1箇所にまとまって生え、成長することができるのだと思う?

私たちは言葉に詰まってしまいました。

それは、彼女たちが共に生きることを「決めた」からだ。他のカウリたちは、個々に成長することを選んだけど、この4姉妹は共に手を取り合って、繋がり合うことを選んだんだ。」

私は、Koroのこういう感覚が好きだと思いました。

共生することは、お互いを受け入れること。

女性は受容する性。この4本のカウリの木が、女姉妹と呼ばれるのもなんだか納得できるような、、。

そんな風に共生することで成り立つ自然界の叡智を目の前にして、私は今回初めての訪問となるテ・マツアナヘレ(マオリ語で「森の父」の意味)について思いを馳せていました。

ワイポウア・フォレストで最も樹齢の長いカウリ「森の父、テ・マツアナヘレ」

森の父は、樹齢3000年ほど。

「それは、つまり、キリストの誕生よりももっと前からこの地球にいたってこと。わかるかい?森の父は、キリストなんかよりもっとずっと前から「全て」を見てきているんだ。」

Koroはその透き通った目を輝かせてそう言いました。

3000年という間、地球に起こった様々な変化を全て見てきている、、もしこの木と自在に話ができたら、どんなことを話してくれるんだろう。


森の父「テ・マツアナヘレ」との出逢い

森が深くなるにつれ、ここまでずっと話し続けていたKoroも黙々と歩くようになっていました。

私も、静まり返った夜の森に意識を預け、だんだんと無心と歩くように。

すると、突然、Koroがマオリ語で歌い出した。それは、力強く、清らかで美しい歌声でした。

それが「森の父」への挨拶の歌だと気付いたのは、その数秒後のことです。

私の目の前には、驚くほどに圧倒的な存在感を放つ「森の父」が立っていました。

(↓↓夜と昼で違う「森の父」との出逢いの瞬間を動画に収めました^^)

それは、もはや木ではなく、神のような存在感

Koroの歌声には、「森の父」への敬愛のエネルギーが満ちていました。

「森の父」は誰もが敬い、ひれ伏したくなるような神聖なる存在なのです。

耳にはKoroの歌声、目の前には「森の父」の存在。

「しっかり収めなきゃ、この空間のパワーを沢山の人に伝えたい、、」

慌ててカメラを構えようとする私を見て、Koroがカメラもスマホも懐中電灯もOFFするように呼びかけました。

仕方なく撮影を諦め、全員がライトをOFFにすると、目の前には森の父の厳かなシルエットが浮かび上がりました。

なんだか「森の父」ともっと繋がってみたい、そう感じた私は、目を瞑むり思考を停止しただそこに佇むことにしました。

森の父の、圧倒的なパワー。

それ自身が「愛」そのもの。

「愛」と言っても、これは森羅万象すべてを飲み込んでしまえるような大きな「愛」です

この木を目の前にすると、自分のアイデンティティが剥がれ落ち

肉体を超えた、長い長い旅の中で経験されてきたことやその記憶が

自分以外の者の記憶と交じり合い、ともに祝福され、一つの綺麗な形に収まるような感覚がありました。

そしてそれは、この夜空の向こう側とも繋がっているんだ。

そんなことを感じました。

そこに終わりはなく、ただ連続する「美しさ」のループだけがあったのです。

私は、この感覚に、涙を流さずにはいられませんでした。

しゃくりあげそうになるのを我慢しながら、泣いてることに「ごめんね~」と笑いながら言うと

みんな「大丈夫だよ~」と言ってくれました^^

自分の目の前にたたずむ神木と、私のエネルギーに起こっていることが何なのかわからず、、。

現実なのか、夢なのか、区別すらつかないような体験だったのでした。


静寂なる森の深い闇に佇むこと

ワイポウア・フォレストの昼と夜は、それぞれ違った魅力があります。

昼は太陽のエネルギーと日中の生き物の営みのパワーを吸収しながら、自然界の調和的な在り方から多くを感じることができます。

何よりも、野鳥たちの大合唱を聴くことができるし、太陽が降り注ぐ中のお散歩は最高に気持がいい。

一方、夜はもっともっと「感覚」が研ぎ澄まされていくのが特徴です。

自然と自らの深い部分へ意識が降りていき、内観するように仕向けられるのす。

そして、自分の心の中、つまり宇宙領域に入っていくことで、神木たちとのシンクロ二シティが起こっていく

ご神木のエネルギーと繋がり、そのパワーを自らの魂に取り入れるのであれば、夜の方がいいのかもなぁ、、

今回の訪問のおかげで、そんなことを発見したのでした☆


「森の父」と「森の神」

実は、この翌日、昼間にもう一つのカウリの神木「タネマフタ」にも会いに行きました。

タネマフタには以前一度会ったことがあって、それにより私は自分の過去世の記憶(関連記事「ツインソウルとの記憶」)を思い出すという体験をしたのですが、、

タネマフタはマオリ語で「森の神」を意味します。

タネマフタは、樹齢2000年程度と言われており、テ・マツアナヘレに比べると「勇ましき青年」という印象のご神木です。

その堂々と勇ましい姿は息をのむほどに美しく、見る者の心に潜む闇を一掃してしまいます。私たち個人の人生から、目の前に広がる世界まで、全てをその「美」で照らし出してくれるような力を宿しているのです。

ちなみに、タネマフタはニュージーランド国内で最も大きいカウリの木として知られており、確か世界で4番目に大きな木としてランキングされていた気がします。

一方のテ・マツアナヘレはマオリ語で「森の父」を意味します。

テ・マツアナヘレはタネマフタよりも1000歳もお兄さんなだけあって、さらに深い、宇宙的な叡智と繋がっているのが感じられます。その叡智の深さは「森の父」の慈愛の源なのかもしれません。

訪れる者を癒し、悟りの境地へと導くのです。

このように2つのご神木にはそれぞれエネルギーの違いがあります。

HPのパワースポットガイドでもご紹介している通りですが、違いを感じ取って見るのも楽しいかもしれませんね^^


おわりに、、

長くなってしまいましたが、最後に。

マオリ族のスピリチュアリティは、暮らしの中でごく自然に受け継がれています。自然を敬い、海や空、島、風、木々などの全てに神を見出すところは、日本人が’やおろずの神’を崇める風習にも通じるところを感じました。

また、今回のフォレスト訪問を、Koroという素晴らしきナビゲーターに導いてもらえたのは、幸運中の幸運だったのではないかと思います。

Koroは、森の叡智に敬愛を抱く人。愛の指数が高く、気高く、品格があり、何よりもユーモアに溢れる人でした。

最後に、彼の温かな歌声をお聞きください☆

これは今回私たちが宿泊した、ホキアンガにある「コプソーンホテル」にて撮影しています。

私がスピリチュアルツアーをするならば、絶対にKoroにガイドをお願いしたい!と内心強く願ったのでした^^(やってくれるかなぁ〜)

そして、みんなで星空の下、手をつないで瞑想したい。

森羅万象と繋がる感覚を共有できたら、、、素敵ですね☆


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